ビゲロー,W.S.(読み)びげろー

世界大百科事典(旧版)内のビゲロー,W.S.の言及

【ジャポニスム】より

…その前半はボストンを中心とする日本美術の研究と収集活動であり,後半は主として太平洋岸〈北西派〉の創作活動に集約される。前者は明治初期から中期にかけて来日したE.S.モースフェノロサ,ビゲローWilliam S.Bigelow(1850‐1926),ラ・ファージ,フリーアCharles Lang Freer(1856‐1919)などによって推進された体系的研究と膨大な収集の形成および美術教育を特徴とし,その収集はボストン美術館やフリーア美術館の日本美術コレクションの基幹となった。これら一連の展開の陰には岡倉天心の活動があった。…

【ボストン美術館】より

…1876年ボストン・アシニアム(学芸協会)Boston Athenaeumなどのコレクションが発展的にボストン美術館になり,1909年現在の場所に移転開館した。東洋美術,エジプト美術,アメリカ美術のコレクションに特色があり,なかでもフェノロサとビゲローWilliam S.Bigelow(1850‐1926)のコレクションを中心とする日本美術の収集はよく知られている。エジプト美術は考古学者レイズナーGeorge A.Reisnerの発掘によるものが基礎になっており,また歌手カロリクM.Karolik夫妻のコレクションを中核とする19世紀アメリカ美術と,37点のモネをはじめとするフランス近代美術のコレクションでも有名。…

※「ビゲロー,W.S.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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