世界大百科事典(旧版)内のビットーリア,A.の言及
【マニエリスム】より
…
[彫刻]
彫刻では,盛期ルネサンスの技巧を洗練させ,パルミジャニーノと同じく美的奇想を重んじたチェリーニ,アンマナーティBartolomeo Ammanati(1511‐92),ややおくれて最高の名人芸的技巧に達したジョバンニ・ダ・ボローニャがいる。ベネチアのビットーリアAlessandro Vittoria(1525‐1608)およびサンソビーノは絵画におけるティツィアーノに当たる位置にいるといえよう。これらの遺産の中からベルニーニがバロックの彫刻を生み出すこととなった。…
※「ビットーリア,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」