世界大百科事典(旧版)内のビュスト,G.の言及
【底層流】より
…砂紋,波あと,砂ともいう)が数多く観測され,深海にも流れが存在するのではないかと予想されるようになった。1950年代の半ばビュストG.Wüstが大西洋の深海には毎秒10~15cmの流れが存在するはずであるという理論計算を発表したが,それが確かめられるまでは十数年を要した。1960年以降現在に至るまでの直接測流の結果,深海に流れが存在するのは珍しくないことが証明されている。…
※「ビュスト,G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」