ビリビン,I.(読み)びりびん

世界大百科事典(旧版)内のビリビン,I.の言及

【絵本】より

…同じころブリュノフJean de Brunhoff(1899‐1937)は《ぞうさんババール》もので世界市場をおさえ,物の乏しい戦争中にサミベルSamivelが2色刷りであかぬけした絵本を作った。
[旧ソ連・東欧・北欧など]
 ロシアは帝政時代にビリビンIvan Bilibinが中世風の暗い熱情をおりなしてクルイロフなどの挿絵を描いた伝統は,革命後にも継承される。ソ連国立児童図書出版所では一流画家を動員して美しい写実的な絵本を作らせたが,どこかひなびた素朴さと民族的特質を失わない。…

※「ビリビン,I.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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