世界大百科事典(旧版)内のビリャルカージョの言及
【カスティリャ王国】より
…他のキリスト教諸国と同じく,カスティリャの起源もアル・アンダルスとの対立抗争のうちに求められる。その発祥地はエブロ川上流のビリャルカージョ一帯で,ここはアストゥリアス・レオン王国の東の辺境をなし,同川に沿って侵攻してくるアル・アンダルス軍との不断の戦場だった。このために8世紀の間に早くもその景観を特徴づけるほど多くの城塞,すなわちカステラcastellaが築かれ,これがやがて地名として従来のバルドゥリアBarduliaに取って代わった。…
※「ビリャルカージョ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」