世界大百科事典(旧版)内のビーエーの言及
【植物生長調節剤】より
… また植物ホルモンの一つであるジベレリン(主として発酵法で大量に製造されるジベレリンA3(GA3)が使われる)は,ブドウとくにデラウェア種,マスカット・ベリーA種などの単為結果による種なし化に広く用いられるほか,その他のブドウやナシの果実肥大,園芸植物における開花促進などに用いられる。植物ホルモンの一つであるサイトカイニンの合成同族体,6‐(N‐ベンジル)アミノプリン(ベンジルアデニン,商品名ビーエー)は,ブドウの花ぶるい防止,尻上り防止にジベレリンと混合して使用される。エチレンは最も簡単な化学構造を有する植物ホルモンで,多岐にわたる生理現象の発現に関与していることが知られている。…
※「ビーエー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」