世界大百科事典(旧版)内のピグメント紙の言及
【グラビア印刷】より
…次にグラビア用のカーボンチッシュ(ゼラチン溶液に顔料と少量のセッケン,グリセリン,砂糖などを混合分散させ,バライタ原紙に塗布したもの。ピグメント紙ともいう)を重クロム酸カリの水溶液にひたして感光性を与え,これにスクリーンを焼き付ける。グラビアに用いられるスクリーンには砂目スクリーン,グラビアコンタクトスクリーン,白線スクリーン(グラビアスクリーン)などの種類があるが,もっとも一般的なものは,フィルム,あるいはガラス板の黒い膜面に透明な白線が互いに直角に交差している白線スクリーンで,これを焼き付けると白線部分のみチッシュのゼラチン層が硬化する。…
※「ピグメント紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」