ピックアップ反応(読み)ぴっくあっぷはんのう

世界大百科事典(旧版)内のピックアップ反応の言及

【核反応】より

…例えば,反応A(d,p)Bでは,入射重陽子dの中の中性子が標的核Aに捕獲され陽子pだけが出てくる。このように入射粒子の一部が標的核にはぎとられる反応をストリッピング反応,逆に陽子を衝突させたときに重陽子が放出される(p,d)反応のように,入射粒子が標的核の一部をはぎとる反応をピックアップ反応という。この種の反応は非弾性散乱などとともに核構造を調べるのにきわめて有力な手段になっている。…

※「ピックアップ反応」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む