世界大百科事典(旧版)内のピピル人の言及
【エルサルバドル】より
…大学はサン・サルバドル市に国立自治大学がある。
[歴史]
この土地には古くから,アステカ人と関係のあるピピル人ほか,いくつかの部族が住んでおり,ピピル人はクスカトランを首都にして国家形成の過程にあった。1524年にコルテスの部下ペドロ・デ・アルバラドらのスペイン人が侵入し,以来この地域はスペイン人支配下に置かれ,急速な混血化が進んだ。…
【ナワ】より
…アステカの言語であったナワトル語に属する各種方言を話す現代メキシコ最大のインディオ集団。人口102万(1977)ともいわれるが,5歳以上でナワトル語のみを話す人に限ると約30万である。おもにサン・ルイス・ポトシ,イダルゴ,プエブラ,連邦区,トラスカラ,モレロス,ゲレロ,ベラクルスの各州に分布する。少数ながらハリスコ,ミチョアカン,ナヤリト,オアハカ,タバスコの各州にも住む。スペイン語を使わずナワトル語のみを話す人口はプエブラ州に集中している。…
※「ピピル人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」