ピャタチョーク(読み)ぴゃたちょーく

世界大百科事典(旧版)内のピャタチョークの言及

【ロシア】より


[貨幣制度]
 度量衡はロシア革命後の1918年からメートル法を採用しているが,それ以前は表のような単位を用いていた。 貨幣の単位は18世紀以来一貫して1ルーブルrubl’=100コペイカkopeikaの単位を用いてきたが,鋳造された銅貨や銀貨について,たとえば3コペイカ銅貨がアルティンaltyn,5コペイカ銅貨がピャタチョークpyatachok,10コペイカ銀貨がグリベンニクgrivennikと呼ばれるなど,それぞれに異名があった。1769年からアシグナーツィアassignatsiyaと呼ばれる紙幣が発行されたが,その価値は基準貨幣である銀貨に対して下落しつづけ,1812年には4紙幣ルーブル=1銀ルーブルに換算された。…

※「ピャタチョーク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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