世界大百科事典(旧版)内のピラノース環の言及
【炭水化物】より
…単糖のアルデヒド基,ケトン基は,通常分子内でヘミアセタールhemiacetal,またはヘミケタールhemiketalを形成している。グルコースの場合,ヘミアセタール形成は分子内の5位の水酸基と起こり,その結果,グルコース分子はピラノース環と呼ばれる6員環を形成する。このときにヘミアセタール性の水酸基が1位の炭素に結合することになるが,この立体配置は2通りある。…
※「ピラノース環」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」