ピンがいし(読み)ぴんがいし

世界大百科事典(旧版)内のピンがいしの言及

【碍子】より

…耐電圧は,塩分付着密度や氷雪の付着などによって変わるが,1個当り10~15kVである。送電の初期のころには図4のピンがいしがもっぱら用いられていた。このがいしは電圧が高くなるにつれてサイズを大きくしなければならず,また強度上太い電線に使えない欠点があり,大正時代の初め懸垂がいしの開発によってだんだん影が薄くなり,昭和30年代に,よりスマートな図5のLP(line post)がいしが出現してから,日本ではほとんど姿を見なくなった。…

※「ピンがいし」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」