世界大百科事典(旧版)内のファミリー・サイコセラピーの言及
【家族】より
…しかしそこで提出された上述の諸概念は分裂病以外の精神病理状態(例えば分裂病と神経症との境界状態や重症神経症など)の家族の理解ないし治療には少なからず役だっている。 以上を理論的側面とするならもう一つの実践面では,ひろく各種の精神病理状態ないしは準病理状態の家族への家族心理療法(ファミリー・サイコセラピー)を挙げるべきだろう。今日では青少年の種々な不適応症状(登校拒否とか家庭内暴力など)への対応として家族心理療法の必要性がひろく認められている。…
※「ファミリー・サイコセラピー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」