ファラデー回転量(読み)ふぁらでーかいてんりょう

世界大百科事典(旧版)内のファラデー回転量の言及

【宇宙磁場】より

…クエーサーや電波銀河など銀河系外電波源が発する直線偏波した電波のファラデー回転現象を観測することによってその存在と性質を推定することができる。ファラデー回転量は,(磁場の視線成分)×(銀河間空間の電子密度)×(電波源までの距離)×(波長)2に比例する。赤方偏位などから距離の知られている数百個の電波源について数波長で電波の偏波角を測定し,統計的な処理によって磁場の構造がわかる。…

※「ファラデー回転量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む