ファロピウスの管(読み)ふぁろぴうすのかん

世界大百科事典(旧版)内のファロピウスの管の言及

【卵管】より

…分泌細胞の分泌物はpH7~8で,各種の必須アミノ酸とかなりの量の乳酸を含むが,グルコースやフルクトースは少ない。発見者はイタリアの解剖学者G.ファロピオで,彼の名にちなんで〈ファロピウスの管Fallopian tube〉と呼ぶこともある。【藤田 尚男】
[卵管の病気と検査]
 卵管の病気には,発育不全や奇形のほか,卵管炎,卵管妊娠,腫瘤や腫瘍などがある。…

※「ファロピウスの管」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」