世界大百科事典(旧版)内のファンタスマゴリアの言及
【幻灯】より
…幻灯はその後改良され,レンズを種板より外に出し,倒立像を写す代りにレンズ操作をしやすくした現在の形式も考案された。1799年にはベルギー人ロベールソンÉtienne‐Gaspard Robertson(1763‐1837)が移動式幻灯〈ファンタスコープ〉を開発,元カプチン会僧院の廃墟で亡霊の大写しを見せる見世物〈ファンタスマゴリア〉を上演した。映像をスクリーンの裏から写し,幻灯機を動かしたり光源を複数にして亡霊の動きを演出するものであった。…
※「ファンタスマゴリア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」