ファン・デル・デッケン(読み)ふぁんでるでっけん

世界大百科事典(旧版)内のファン・デル・デッケンの言及

【さまよえるオランダ船】より

…喜望峰周辺の海に,しかも嵐の夜にだけ姿を現し,これを見た者は凶運に見舞われるという。伝説によれば,オランダ人船長ファン・デル・デッケンVan der Deckenが嵐の中でも航海できると豪語して神の逆鱗に触れ,永遠に海上をさすらうことになったという。実見談も多く報告されており,イギリス国王ジョージ5世が海軍士官時代の1881年7月11日に目撃した例などが有名。…

※「ファン・デル・デッケン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む