世界大百科事典(旧版)内のフィッシャー・ド・ワルトハイムの言及
【フズリナ】より
…名称は紡錘のラテン名fususに由来し,紡錘虫ともよばれる。フズリナは,元来,G.フィッシャー・ド・ワルトハイムが1829年ソ連のモスクワ盆地の上部石炭系に産する米粒様化石(はじめ極微小な頭足類と考えられた)に与えた属名Fusulinaであったが,しだいに近縁の種属がたくさん認められ,群全体を指す語としても用いられるようになった。分類上は独立した目Fusulinidaとされる(A.V.フルセンコ,1958)。…
※「フィッシャー・ド・ワルトハイム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」