フィトヤーン(読み)ふぃとやーん

世界大百科事典(旧版)内のフィトヤーンの言及

【俠客】より

…【林 亮勝】
[イスラム世界]
 9世紀以後,イスラム世界の都市を中心にして活躍した任俠無頼の徒。アイヤール‘ayyār,フィトヤーン,シュッタール,あるいはアフダースaḥdāthともいう。アッバース朝中期以降のイラクやイランでは,都市の民衆の間からカリフの補助軍に加わったり,富裕な商人や高級官僚の館を襲ったりするアイヤールの集団が現れ,とくに王朝の権力が弱まった10世紀と11世紀の前半には,一定の自治組織を確立して祭礼をとりしきり,また外部勢力に対抗して街区の防衛に努めた。…

※「フィトヤーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む