フィリモン,N.(読み)ふぃりもん

世界大百科事典(旧版)内のフィリモン,N.の言及

【ルーマニア】より

…ロマン派の最後の代表者で,ルーマニア詩の最高峰を築いたエミネスクは,今日まで最大の国民詩人としての地位を保っている。リアリズム小説はフィリモンNicolae Filimon(1819‐65),ザンフィレスクDuiliu Zamfirescu(1858‐1922),スラビチIoan Slavici(1848‐1925),オドベスクAlexandru Odobescu(1834‐95)らの創作を通じて高い水準に達した。 フランス象徴主義の影響下にマチェドンスキAlexandru Macedonski(1854‐1920)が詩形式の革新に努力し,民族運動の激化するトランシルバニアからは民衆の苦悩と悲願を歌ったコシュブクGeorge Coşbuc(1866‐1918)が出,その伝統は次の世代のゴガに継承された。…

※「フィリモン,N.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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