フィルヒョーの転移(読み)ふぃるひょーのてんい

世界大百科事典(旧版)内のフィルヒョーの転移の言及

【胃癌】より

…胃癌は進行すると,漿膜から直接腹腔内へ癌細胞が散らばったり,リンパや血液の流れにのって他の部位へ転移することがある。とくに,左鎖骨上窩リンパ節への転移をフィルヒョーの転移,ダグラス窩への転移をシュニッツラーの転移といい,転移性の卵巣腫瘍はクルッケンベルク腫瘍とよばれている。
[胃癌の症状]
 胃癌は胃の粘膜から発生し,徐々に胃壁の深い部分へ進んでいく,その進行の程度によって症状にちがいがある。…

※「フィルヒョーの転移」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む