フェデリコ・ツッカリ(読み)ふぇでりこつっかり

世界大百科事典(旧版)内のフェデリコ・ツッカリの言及

【素描】より

…このようにバザーリは,彼以前の素描論の総合を試みたばかりでなく,コジモ・デ・メディチのもとに1563年彼自身創設した最初の美術アカデミーは〈アカデミア・デル・ディセーニョ〉と呼ばれるにいたった。このような素描論の極限の例は,ローマの〈アカデミア・ディ・サン・ルカ〉院長フェデリコ・ツッカリである。彼は〈ディセーニョ〉を〈セーニョ・ディ・ディオsegno di Dio〉,すなわち〈神の表象〉と解釈し,外在する事物を写す素描を〈外のディセーニョ〉,神から下る霊感を〈内のディセーニョ〉として,真の芸術家は後者によって造形するものであると述べた。…

※「フェデリコ・ツッカリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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