フエフキ(読み)ふえふき

世界大百科事典(旧版)内のフエフキの言及

【コトヒキ(琴引)】より

…本州中部以南の西部太平洋,インド洋に広く分布する。伊豆地方でジンナラ,和歌山県雑賀崎でシャミセン,下関でフエフキ,沖縄県でクフワガナー,奄美大島名瀬でクブなどと呼ぶ。全長30cmに達する。…

【シマイサキ(縞伊佐木)】より

…体に数本の縦縞があるため浜名湖でシマイオ,石川県でシマダイ,大阪府でスミナガシと呼ばれる。また,シマイサキ科のコトヒキなどの他種と同様,うきぶくろを振動させグーグーと音を出すが,このため丹後地方でウタウタイ,大阪府堺でフエフキ,和歌山県でホラフキなどと呼ばれる。全長30cmに達する。…

※「フエフキ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」