世界大百科事典(旧版)内のフェミニズム運動の言及
【家父長制】より
…それゆえ実現を期待される価値体系は男と女の間で異なるばかりでなく,優劣がある。家父長制を,性的抑圧を正当化する文化的(あるいはイデオロギー的)装置ととらえたのは,フェミニズム運動(女性解放)の功績である。性的差異が性差別に転化している点で現代と古代は変りなく,家父長制は決して過去のものとはいえない。…
※「フェミニズム運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」