《フェリーツァによせて》(読み)ふぇりーつぁによせて

世界大百科事典(旧版)内の《フェリーツァによせて》の言及

【デルジャービン】より

…カザンの貧しい貴族の家に生まれ,10代の末から近衛連隊に一兵卒として勤務し,10年後に士官に任官した。やがて文官に転じ元老院の下級官吏の地位にあったとき,女帝エカチェリナ2世を賛美した頌詩(しようし)《フェリーツァによせて》(1782)が認められて一躍抜擢(ばつてき)され,以後は県知事,女帝秘書官,元老院議員,司法大臣などを歴任した。晩年はノブゴロド郊外の領地ズワンカ村に隠棲した。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」