知恵蔵 「フェルマーの最終定理」の解説
フェルマーの最終定理
(桂利行 東京大学大学院教授 / 2007年)
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
(桂利行 東京大学大学院教授 / 2007年)
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…P.deフェルマーはバシェBachet版のディオファントス著作集の余白に,次の命題〈nが3以上の自然数のときには,不定方程式〉 xn+yn=zn〈はxyz≠0であるような整数解をもたない〉の驚くべき証明を発見したが,その証明を記すにはこの余白は狭いという意味のことを書いた(1637年ころ)。この命題は,フェルマーの大定理,あるいは最終定理と呼ばれる。この不定方程式のn=2の場合の解はピタゴラス数と呼ばれ,ギリシア時代から無限に存在することが知られており,この命題とは著しい対比をなしている。…
※「フェルマーの最終定理」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...
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