フォステル,W.(読み)ふぉすてる

世界大百科事典(旧版)内のフォステル,W.の言及

【街頭演劇】より

…その形式には二つの流れが考えられる。一つは従来のヨーロッパの演劇観に反発したA.アルトーの理論に基づき,ハプニングと同じように新しい美学を創造しようとする試みで,例えば1964年西ドイツのポップ・アーティストのウォルフ・フォステルは,ウルム市全体を使って街頭演劇を構成した。観客は全員バスに乗せられて,同市の空港,ガレージ,プール,ごみ捨て場などを案内されてゆくうち,日常次元とはまったく違う空間を再発見するのである。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」