フォティオスの分離(読み)ふぉてぃおすのぶんり

世界大百科事典(旧版)内のフォティオスの分離の言及

【フォティオス】より

…首都の大学で神学,修辞学を講じる学者であると同時に,宮廷に勢力のある高級官僚でもあったが,罷免された総主教イグナティオスIgnatios(在位847‐858,867‐877)の後任として,俗人でありながら,総主教に任命された。この人事にローマ教皇ニコラウス1世が介入し,〈フォティオスの分離〉として知られる両教会の対立がおこった。フォティオスは,ブルガリアに導入されたラテン典礼と教会慣行を非難,教義面では〈フィリオクエ〉を初めて公の問題とした。…

※「フォティオスの分離」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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