フォンタン,F.M.(読み)ふぉんたん

世界大百科事典(旧版)内のフォンタン,F.M.の言及

【心臓外科】より

…このため複雑な手術操作を正確に行うことが可能になり,心臓の手術成績は飛躍的に向上した。手技の上では,内径1mmの細い動脈吻合が容易になるとともに,右心房から直接静脈血を肺動脈に流して右心室をバイパスする手技が,71年フランスのフォンタンFrancis Maurice Fontan(1929‐ )によって開発されて以来,同様な主旨の機能的根治手術が,従来手術が不可能とされていた多くの先天性心疾患にも行われるようになった。 今日では大部分の心臓疾患になんらかの手術が可能になったといっても過言ではない。…

※「フォンタン,F.M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android