世界大百科事典(旧版)内のフタロシアニングリーンの言及
【フタロシアニン顔料】より
…フタロシアニンと呼ばれる特有の構造をもつ有機顔料で,中心金属として銅をもつものが銅フタロシアニンと呼ばれる青色顔料で,銅フタロシアニンの周囲の芳香核をポリクロル化したものはフタロシアニングリーンと呼ばれ,緑色顔料として重要である。(化学式)いずれも色が鮮明で,耐光性,耐水性,耐薬品性,耐熱性などが優れ,それらの色材としての使用範囲も非常に広い。…
※「フタロシアニングリーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」