世界大百科事典(旧版)内の《フッセリアーナ》の言及
【フッサール】より
…16‐28年はフライブルク大学教授,退官後も同地で研究活動をつづけ,《形式論理学と超越論的論理学》(1929),《デカルト的省察》(フランス語訳版1931),《ヨーロッパ諸科学の危機と超越論的現象学》(1936)などを公刊した。50年以降,彼の遺稿を中心に著作集《フッセリアーナ》の出版が継続されている(84年現在23巻まで既刊)。13‐30年には現象学の機関誌《哲学および現象学研究年報》計11巻と別巻1冊が出版され,M.シェーラーの《倫理学における形式主義と実質的価値倫理学》やM.ハイデッガーの《存在と時間》などを掲載して,現代哲学に深甚な影響を与えた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」