世界大百科事典(旧版)内のフマーユーン廟墓の言及
【インド美術】より
…それらは大きなドームとアーチを多用し均斉のとれた構成になり,16世紀のムガル朝の出現とともにその様式の完成をみた。デリーのフマーユーン廟墓(1565),アーグラのタージ・マハル廟墓(1652),デリー城,アーグラ城などがその代表例である。
[彫刻]
彫刻はおもに建築に付属して展開し,石彫が大部分であるが,ほかにスタッコ(塑土),テラコッタ(焼成粘土),ブロンズも用いられた。…
※「フマーユーン廟墓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」