フランク=スターリングの法則(読み)ふらんくすたーりんぐのほうそく

世界大百科事典(旧版)内のフランク=スターリングの法則の言及

【スターリングの法則】より

…心臓のポンプ機能の自己調節性に関する法則で,イギリスの生理学者スターリングErnest Henry Starling(1866‐1927)および彼の共同研究者フランクO.Frankが1900‐14年に心肺標本を使用して,これを発見した。このためフランク=スターリングの法則ともいう。スターリングの法則の第1は,大静脈から心臓への流入血液量(静脈環流)が増大すると,心室の拡張期末容積は増大するが,心臓は一回拍出量を増加させることによって,そのポンプ機能を維持するように適応しているというもの。…

※「フランク=スターリングの法則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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