フランス・キリスト教労働同盟(読み)ふらんすきりすときょうろうどうどうめい

世界大百科事典(旧版)内のフランス・キリスト教労働同盟の言及

【キリスト教労働組合】より

…キリスト教労働組合は,イギリスより産業革命が1世代はおくれたヨーロッパの大陸諸国で19世紀後半に生まれた。当時の支配的な労働組合運動は,目的と綱領の点で社会主義と社会主義政党に結びついており,キリスト教労働組合はそれへの対抗として結成された面もある。ドイツでのカトリック労働組合運動の起源は,1869年マインツの司教ウィルヘルム・ケトラーの演説に始まるとされる。91年のローマ教皇レオ13世の有名な回勅〈レルム・ノウァルム(新しい事柄)〉が人間の尊厳を言明して労働問題に対する教会の使命を明示したことは,ヨーロッパ全体に新しい労働観をもたらし,キリスト教労働組合の発展への契機となった。…

【CFDT】より

…人民戦線やレジスタンス,さらにはアルジェリア戦争などの過程で,しだいに大衆化し階級化した。そして社会民主主義を奉ずる新しい世代が執行部を握り,1964年CFTC(フランス・キリスト教労働同盟)は〈キリスト教〉を外して現在の名称を名のるにいたった。その後68年5月を機に自主管理社会主義を基本理念に定め,その後の新生社会党の理論形成に大きな影響を与えた。…

※「フランス・キリスト教労働同盟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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