《フランス詳論》(読み)ふらんすしょうろん

世界大百科事典(旧版)内の《フランス詳論》の言及

【ボアギュベール】より

…パリで法律を学び,1676年に故郷に戻って司法官職に就き,90年からルーアンの高等法院に属する司法代理官になった。彼は,ルイ14世治下のフランスで重税に苦しむ庶民の窮状と,とくに農村の疲弊を憂慮し,95年に主著《フランス詳論Le détail de la France》を匿名で出版した。同書で,彼は,国富を増大させるためには,まず消費を増加させることによって産業を振興させるべきであると説き,消費の増加を妨げている間接税や恣意的課税方法を改革することを提案した。…

※「《フランス詳論》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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