《フランチェスコ伝》(読み)ふらんちぇすこでん

世界大百科事典(旧版)内の《フランチェスコ伝》の言及

【ジョット】より

…最初期の作品として,フィレンツェ洗礼堂のモザイクのための下絵をあげる史家もいるが,一般的には1290年前後の作になるアッシジのサン・フランチェスコ教会上堂に描いた新・旧約聖書に主題をとる数場面とされる。引き続き同教会内上堂に96年ないし97年ころから〈フランチェスコ伝〉の連作壁画を手がけるが,全場面が彼の作ではないことは,現在諸学者の一致して認めるところである。ここで彼は,フランチェスコがラテン語に代えて俗語で頌歌を歌い,福音書を説いて民衆に直接訴えたように,この聖人にまつわる伝説を明快かつ簡潔に,力強い造形力をもって説き明かしている。…

※「《フランチェスコ伝》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む