フリッチェ,C.J.(読み)ふりっちぇ

世界大百科事典(旧版)内のフリッチェ,C.J.の言及

【アニリン】より

…1826年ウンフェルドルベンO.Unverdorbenはインジゴの分解生成物の一つをクリスタリンcrystallinと命名し,34年ルンゲF.F.Rungeはコールタールから得られる油状物質がさらし粉溶液によって鮮やかな青色を示すのを観察し,ギリシア語のkyanos(青色)とラテン語のoleum(油)からキュアノールkyanolと呼んだ。フリッチェC.J.Fritzscheはインジゴをアルカリで加熱分解し,蒸留で得られた油状物質をアニリンと命名し,構造を提案した。インド産植物のインジゴをサンスクリット語でnīlāといい,アラビア人は定冠詞をつけてal nilと呼んでいた。…

※「フリッチェ,C.J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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