フリッチ,G.(読み)ふりっち

世界大百科事典(旧版)内のフリッチ,G.の言及

【脳】より

…この大脳皮質同価値説に押されて,ガルの骨相学は勢いを失ったが,やがて61年のP.ブローカの失語症の研究や,63年のJ.H.ジャクソンによる癲癇(てんかん)の研究により,大脳皮質に機能の局在があるとの考えが復活してくる。70年フリッチG.FritschとヒツィヒE.Hitzigが,大脳皮質の一定部位を電気刺激すると,身体の一定部位の筋肉に収縮が起こることを見いだし,大脳皮質運動野の存在を明らかにするに及んで,局在論は決定的なものとなった。 またブロードマンK.Brodmannは,顕微鏡で調べた組織構造の違いに基づいて大脳の皮質を52の領域に分け,各領域に一連番号をつけた(1909)。…

※「フリッチ,G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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