世界大百科事典(旧版)内のフリードリヒ・バイエル染料の言及
【イーゲー・ファルベン[会社]】より
…イギリスやフランスに比べ立ち遅れていたドイツの化学工業は,19世紀後半,企業集中をくり返したが,第1次大戦の敗戦で厳しい状況に立ち至った。こうしたなかで,1925年に六大化学工業会社(バーディッシュ・アニリン・ウント・ソーダ工業社(バスフ(BASF)の前身),フリードリヒ・バイエル染料社(バイエル社の前身),アグファ社(アグファ・ゲバルト社の前身),ワイラー・テル・メール化学社,グリースハイム・エレクトロン化学工業,ヘキスト染料(ヘキスト社の前身))の合同により生まれたのがイーゲー・ファルベンである。ドイツの化学工業を支配していたこの六大会社は,利益共同体契約を結んで,1916年以降共同で各種製品を製造していた。…
※「フリードリヒ・バイエル染料」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」