《フリードリヒ赤髭王の生涯》(読み)ふりーどりひあかひげおうのしょうがい

世界大百科事典(旧版)内の《フリードリヒ赤髭王の生涯》の言及

【ティエポロ】より

…ティエポロの画風の特徴は,ピアツェッタ風の褐色明暗調を完全に脱した輝くばかりに明澄な色彩,晴朗な青空をバックにした目もくらむような大胆な遠近法的空間設定と短縮法ポーズを駆使した奔放,雄弁な人物構図,名人芸的なすばやいデッサンと明るい色面の組合せによる非実体的なボリューム表現,主題の明朗,典雅で親密な世俗的解釈などにあるが,その装飾性豊かなロココ的様式は生涯ほとんど変化しない。50‐53年ドイツのビュルツブルクに招かれ,ノイマン設計の新司教館のために質量ともに画歴の頂点をなす作品群を制作する(〈皇帝の広間〉天井の《皇帝フリードリヒ赤髭王の生涯》他)。このとき2人の息子ジャンドメニコGiandomenico Tiepolo(1727‐1804)とロレンツォLorenzo T.(1736‐76)を助手として使う。…

※「《フリードリヒ赤髭王の生涯》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む