世界大百科事典(旧版)内のフリーハンド・ドローイングの言及
【建築製図】より
…立面図,平面図,断面図などは,大きい建物の場合は1/200ないし1/100の縮尺で住宅など小さい建物の場合は1/100ないし1/50で描かれることが多い。基本設計図は必ずしも定規を用いた正確な線で描かれる(ハードライン・ドローイング)とは限らず,雰囲気を示すために自由なスケッチ風の描法で描かれたり(フリーハンド・ドローイング),着色されたり,陰影をつけられたりすることも多い。こうした自由で多様な表現方法がとられることによって,基本設計図は建築家の個性や思想,方法を明りょうに表現するものとなっていることが多い。…
※「フリーハンド・ドローイング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」