《フルート演奏指針への試論》(読み)ふるーとえんそうししんへのしろん

世界大百科事典(旧版)内の《フルート演奏指針への試論》の言及

【フルート】より

…またハイドン以後,管弦楽の中に正規の座を占めるようになった。クワンツの著《フルート演奏指針への試論Versuch einer Anweisung,die Flöte traversiere zu spielen》(1752)は,当時のフルート奏法のみでなく,バロック演奏全般についての必読文献である。 その後特に半音階の音程をより正確にし,すべての音でトリルが可能なようにキーの数を増したり(モーツァルト時代には4鍵,19世紀には8鍵から十数鍵),歌口へいろいろのくふうが施された。…

※「《フルート演奏指針への試論》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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