世界大百科事典(旧版)内のフロイントリヒ,H.M.F.の言及
【コロイド化学】より
…コロイド状態にある物質系はさまざまな物質を含み,さまざまな現象を示すので,これらのうち,ある局面が明確になり顕著な発展を遂げると,独立した研究分野として成長する。たとえば,1907年ドイツのフロイントリヒHerbert Max Finlay Freundlich(1880‐1941)はコロイドにおける界面の重要性を指摘したが,界面の問題はその後界面化学として成長した。また,コロイド物質の一つとして重要な親水性コロイドの多くが実は一つの巨大分子であることが,22年H.シュタウディンガーにより示され,この問題は30年ころ高分子化学として確立された。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」