フロム・ライヒマン,F.(読み)ふろむらいひまん

世界大百科事典(旧版)内のフロム・ライヒマン,F.の言及

【精神分析】より

…しかし,アメリカでは文化人類学や社会学との深い交流によって,個人の自我・パーソナリティ形成と文化・環境との関係の探求が深められるとともに,幼児期における両親の役割など,育児,教育,社会的非行その他の広い分野の研究に拡散しつつ深く大きな影響をひろげた。 第2は,K.ホーナイ,フロム,サリバン,フロム・ライヒマンF.Fromm‐Reichman(1890‐1957)ら,フロイトの性欲あるいは本能の第一義性を強調する生物学主義を批判し,社会的・文化的条件と諸個人の社会的性格の形成を重視して探求する方向である。彼らは,新フロイト派あるいはフロイト左派とよばれる。…

※「フロム・ライヒマン,F.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む