《フワダーイ・ナーマグ》(読み)ふわだーいなーまぐ

世界大百科事典(旧版)内の《フワダーイ・ナーマグ》の言及

【ペルシア文学】より

…その年代についてはなお定説が得られておらず,前2千年紀半ばころから前7~前6世紀にわたる諸説がある。〈アベスター〉には,このほかに,同じく詩形をとり,内容的にはインド・イラン共通時代にさかのぼる,神々への賛歌集《ヤシュト》が含まれており,その一部にはササン朝下で《フワダーイ・ナーマグ》に集大成されることになる英雄叙事詩の素材が見られる。非宗教文学としては,アケメネス朝ダレイオス1世のビストゥン碑文(ビストゥン)が,文字の形で残されているイラン最古の文献である。…

※「《フワダーイ・ナーマグ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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