ブスターン(読み)ぶすたーん

世界大百科事典(旧版)内のブスターンの言及

【庭園】より

…同時に,《園冶》に代表される造園書の個別的手法と,その類型化をいっそう推し進めた現存遺構の諸要素が,その伝統の末期に属することも注意されてよい。【田中 淡】
【イスラム】
 イスラム世界ではペルシア語に由来するブスターンbustān(〈かぐわしい所〉の意)が庭園を指す用語として広く使われてきたが,この語は同時に菜園,果樹園を指すこともある。また楽園をも意味するジャンナjanna,フィルダウスfirdausのほかラウダrauḍa,バーグbāgh,ハディーカḥadīqaなど,庭園を指す言葉は少なくない。…

※「ブスターン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android