ブゼイ・ダム(読み)ぶぜいだむ

世界大百科事典(旧版)内のブゼイ・ダムの言及

【ダム】より

… ダムに近代的な設計理論がとり入れられるようになるのは19世紀も後半になってからのことである。1895年にフランスのエピルナ付近にあった石造のブゼイ・ダムが決壊したが,その研究から揚圧力(ダム底にかかる水圧)の存在が認められ,これを設計にとり入れることによってようやく重力ダムの近代的な設計体系が確立されたのである。設計理論の進歩とあい前後してダム材料,施工方法も発展を遂げ,アメリカでは,1905年にニュークロトン・ダムで初めてポルトランドセメントが使われ,1910‐15年に建設したケンシコ・ダムでは高度な機械化施工をしてダム建設史に新しい時代をもたらした。…

※「ブゼイ・ダム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む