世界大百科事典(旧版)内のブチェドール文化の言及
【銅剣】より
…刺突と斬撃のための両刃の武器。権威や宗教的な象徴としての機能もあった。
[ヨーロッパ,西アジア]
銅剣とはいえ,ほとんどの材質は青銅である。もっとも銅剣のはじまりはすでに銅器時代の末期にみられる。ハンガリーやユーゴスラビアにおけるブチェドールVučedol文化に属するものである。これらは剣身の元部に短い茎(なかご)がつき,ここに別材の柄(把)(つか)を目釘でとめたり,紐で緊縛するなどして固定する形の短剣である。…
※「ブチェドール文化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」