ブラックバーダー(読み)ぶらっくばーだー

世界大百科事典(旧版)内のブラックバーダーの言及

【メラネシア人】より

…一方,メラネシアで広く話されている言葉に混合語のピジン・イングリッシュがある。19世紀にオーストラリアのクイーンズランドの農園の求めに応じて安い労働力を探す奴隷商人(ブラックバーダーblackbirderと呼ばれる)の暗躍が始まり,ソロモン諸島やニューヘブリデス諸島の島民がその犠牲になった。農園労働者として集められた,言語の異なる島民たちの間で,コミュニケーションの道具として話され発達したのがピジン・イングリッシュであるが,現在ではメラネシアの共通語となり,島嶼間の相互理解に一役買うとともにメラネシア人の連帯意識を育てつつあるといえよう。…

※「ブラックバーダー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む