世界大百科事典(旧版)内のブリヂストンタイヤの言及
【ゴム工業】より
…第1次大戦も発展の契機となって大戦中に自転車タイヤは国産品に置き換わり,また機械工業の発展につれベルト需要が増大した。昭和に入ると,ゴム玩具やゴム靴の輸出が拡大し,自動車タイヤの国産化が進められてダンロップ護謨(極東)(現,住友ゴム工業),横浜護謨製造(現,横浜ゴム),ブリヂストンタイヤ(現,ブリヂストン)の3社が生産を開始した。しかし第2次大戦が始まると,輸出の激減,原料入手難などで大きな打撃を受けた。…
【タイヤ】より
… 自動車用タイヤについては,1913年からダンロップ・ラバー・カムパニーが本格的な生産を開始し,17年には古河電気工業とアメリカのB.F.グッドリッチ社の合弁で横浜護謨製造(現,横浜ゴム)が設立された。また23年に地下足袋を発売して成功をおさめた日本足袋が31年にブリヂストンタイヤ(現,ブリヂストン)を設立した。38年からは原料の生ゴムが統制物資となり,タイヤ業界も戦時統制の時代を迎えた。…
【ブリヂストン[株]】より
…石橋の目的は,当時全面的に輸入に依存していたタイヤの国産化と,タイヤの輸出による外貨獲得への貢献にあった。31年タイヤ部を分離独立,ブリヂストンタイヤ(株)が設立された(〈ブリヂストン〉は石橋を英語におきかえ,ひっくり返したもの)。第2次大戦中は軍需品生産を行い,42年社名を日本タイヤ(株)と改称。…
※「ブリヂストンタイヤ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」